恋人に「遊園地に連れてって!」と言われた。
正直面倒くさいけど、しょうがないなあ・・・と思うあなた。
このとき、どう答える?
1. 「難しいと思うけど、調整してみるね」
2. 「近場じゃダメ?」
3. 「よし、いいよ!」
4. 「絶対にイヤだ」
アメリカの心理学者であるクオンは、多くの被験者に対して「中古車を買う場合」を想像させました。
その際、値引き要求をした際に
A「すぐに値引きをしてくれる」
B「少しずつ、段階的に値引きをしてくれる」
C「最初は値引きしてくれないが、最後のやっと値引きをしてくれる」
という3パターンでイメージさせたのです。
このとき、値引きがどれくらい嬉しく感じたか、7点満点で点数を付けさせました。すると、
A・・・3.9
B・・・5.4
C・・・5.5
という嬉しさになったのです。
すなわち、「すぐに値引きをするより、少しずつ値引きをするほうが嬉しい。そしてさらにそれより、最後にイッキに値引きする方が嬉しい」ということになります。
実際にすぐに値引きすると、「ああ、それが普通なんだ」と思ってしまうもの。逆に最初は「下げない」と言って、そのあとで「特別に」などとOKしてもらうと、無理を聞いてもらったようで、すごく嬉しくなってくるものです。
去年ベトナム旅行いったときは、こっちが何も言ってないのに現地の人が
「下げるよー^^」
と言ってくるんです。
ありゃダメです。もっと勉強しないと外貨は稼げないよ。
それを踏まえて答えを見ていきましょう。
あなたは交渉上手なタイプ。まずは難しいことを伝え、即答を避ける。そしてその上で「何とか調整できたから、行けるかも」と言えば、相手は数倍喜んでくれるはずです。
あなたはプチ交渉上手。小さなOKで妥協させることで、頑張ってくれた的な印象を与えられます。
あなたはとても優しい人だと思いますが、時にその性格で損をするタイプかもしれません。水の中でもがく足を見せない美学は重要ですが、時に「もがいてる」ことを見せてあげてみてもいいでしょう。
相手は言わないと気がつきません。
あなたは激しくステキな人です。ある意味、男らしいです。
あらゆるモノを置き去りにして、ぜひその道を突き進んでください。
・・・
私は優しすぎたようなので、もがいてる姿をもっと見せようと思いました。
昔仕事でバイヤーをやってた時代に、いろんな交渉手法を学んだはずなのに、一体何を学んだんだかw
なお、この質問と回答は以下の本より抜粋しました。