マンガノゲンバを見てるとマンガを読みたくなってしょうがない。
というわけで好きな漫画家ベスト3。
3位 三田紀房
代表作
東大出身というだけで人生得をするので、目指さない手はないというマンガ。
新卒がウマーな大企業に入りやすいチャンスなので生かせというマンガ。
安易に転職を考えても失敗するのでプロに相談しなさいというマンガ。
ボクシング世界チャンピオンが起業・上場するマンガ。
他にも野球マンガも描いてます。読んだ事はないので今度読みます。
きっかけはテレビでたまたま見たドラゴン桜の再放送。1話を見て釘付け。
3話連続放送だったので、3時間釘付け。翌日、翌々日も釘付け。
三田作品の好きなところは主人公が自分の考えを言い切るところです。
私は反論覚悟で言い切る人が好きです。
そこには信念が感じられますので。
画力には問題がありますが、そんなのどうでもいいと思わせるくらいの脚本が素晴らしい。
2位 小山ゆう
代表作
竜馬ファンで有名な武田鉄也が原作を書いている坂本竜馬のマンガです。
徳川幕府がこっそり育てた殺し屋の天才少女剣士が剣豪達を切りまくるマンガです。
個人的に好きなのは、初めて小山作品に触れたスプリンターという短距離走のマンガなのですが、今は中古くらいしか見当たりませんね。
究極超人あ~るにもパロディが登場したほど、サンデーでは結構はやってた作品でした。
小山作品には「父親と息子」という愛の構図が良く登場します。
父親と息子という構図が出なくても、基本的に登場人物の家族が愛で満ちていますので、幸せな気分になります。
そして、「このような親になりたい」という自分の中の理想の父親像というのも、小山作品で培われました。
(私の実の父親は幼少期に他界してますので・・・)
そして
1位 手塚治虫
代表作
治療費が死ぬほど高い孤高の天才外科医が繰り広げる毎回1話完結のマンガ。
不死鳥を絡めて生命と宇宙の真理に迫る壮大なシリーズマンガ。
個人的には望郷編が一番好きです。
親戚が持っていたブラックジャックを「いまどき(1980年代当時)手塚治虫かよ」と言いながら試しに読んでみると、衝撃を受けたのがきっかけ。
手塚先生が亡くなった際、週刊少年ジャンプ最終ページの作家コメントのほとんどが手塚先生のご冥福を祈るコメントで、さらにほとんどの漫画家が
「ブラックジャックが一番好きでした」
とコメントしていたのは伝説です。(火の鳥も確か2名くらいいました)
手塚作品は膨大なだけにハズレも多いのですが、この2作品は同業者が認めるクオリティというわけですね。
手塚先生は「ディズニーを超えられない」とおっしゃっていたようですが、私は「とっくに超えてるだろ」と思ってました。
割と最近、ディズニーの白雪姫やシンデレラを見る機会があったのですが、そこで「ああ、超えられないというのはそういうことか」と今更ながらディズニーの天才っぷりを認識したのですが、手塚先生とは守備範囲というか職種が違うので超える超えないではないなーと思いました。
今手塚先生が生きていたら、自分の作品に強く影響を受けた漫画家たちが作った作品が海外で強い支持をえている現状を、どれほど嬉しく思うんでしょうね。
そんな感じで、私の好きな漫画家ベスト3でした。
さて、火の鳥読むぞー。