子供の小遣いは「読書のアルバイト」という形を取れ

結論からいうとタイトルのままなんですけど、なぜそうなるのか。

1. 読書をすると成績が上がる
算数も問題は国語で出ますからね。
読書家は勉強できる人が多いですね。

2. インプットに褒美を与えると学力が上がる
「学力の経済学」 という本に書いてあります。
実験結果のデータに基づいて、行動経済学の観点から分析されています。
この本を読むか、検索すれば詳しい解説がいろいろ見つかります。

つまり、子供にこのようなアルバイトをさせると良いでしょう。
・親は本を読む時間がないので、代わりに読んでほしい(ということにする)
・読む本は親が決める(「池上彰 小学生」などで本を探す)
・読み終わったら「内容」と「気づき」を教えてもらう
・教えてくれたらアルバイト料として200円あげる

Q: 何もせずにもらえる普通のお小遣いは?
A: 働かないスタッフに給与を払わなくていいでしょう。つまり廃止。

Q: 読書が「仕事」って無理がない?
A: 世の中には木の棒を振り回して球を打つだけで何億ももらえる不思議な仕事もあります。
「本を読む」という仕事は、「成績を上げる」という親のニーズにあっています。

だから、 子供の小遣いは「読書のアルバイト」という形を取れば良いのです。

ブログの収益の源泉は「信用」である

わかったブログのかん吉さんが出版されたということで、早速いただきました。

かん吉さん、ありがとうございます。

本記事のタイトルは、本書の後半に出てくる見出しから取りました。

人気ブログの作り方の本です。

とても丁寧に、詳しく解説されていて有益な情報が詰まっています。

気になった部分を抜粋して、突っ込みを入れながらご紹介します。

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なるほど。
わかったブログにはそんなペルソナがあったのですね。
ペルソナはご本人かと思ってました。
ペルソナの設定をコンセプトづくりにどう生かすかは勉強不足なので興味があります。

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「人気ブログをつくる方法」

「成長するコツを研究するブログ」

ペルソナを設定してから今のコンセプトに変えたとすれば、かん吉さんはペルソナに合わせてご自身もジョギングを始めたの・・・かな・・・?
プロや・・・

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「思います」で締めてはいけない。なるほど。自分もよくやっていそうです。

決め台詞の紹介がありますが、最後さえ「思います」じゃなければ、OKという理解でいいのかな?

~だと思います。

そんじゃーね。

これはOK?

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「思いました。」で終わっとるがな。

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そうだそうだ!
美内すずえも、冨樫義博も、三浦建太郎も漫画の続き早く描けよ!

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友情・努力・勝利はジャンプの三大原則でありますし、人気マンガの魅力は主人公が成長することであることに異論はありません。
ただ、それって「主人公が最終的にすごい場所に到達するプロセス」である前提なんですよね。
「主人公は天才なのだ」という伏線や表現が話の序盤からあるからこそ、読者は痛快な才能開花が見たくて読み進めてくれます。
恋愛ものなどは成長物語っぽくないですし、凡人の成長物語(最終的にも凡人の域)でヒットした例はありますかね?

ブログに置き換えると、「有名大学やめてプロブロガーになる」みたいな鬼才の片鱗が見えないと物語としては面白くないでしょう。

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ここは非常に興味深い場所でした。
1円で鳴かず飛ばずの過去記事を売って、26円で話題になった記事を販売する、という行動経済学に基づいたマネタイズの実験結果などが続くのかと思いきや、そういうのがなくて残念でした。

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これはすごい。気が付きませんでした。

ショップ内のブログなどでも使えそうなKPIです。


全体的には「信用を重ねていけ」という、硬派なブログ論が展開されています。

勉強熱心なかん吉さんらしく、多くのサイトや書籍から知見が引用されていて、非常に好感が持てる本でした。

分析ツールなども具体的に紹介されていますので、これはブロガーさんにおすすめですよ。

そんじゃーね。

パズドラやってる場合じゃない!読まないと人生30%くらい損しそう!伝え方が9割


ログリーの池永さんに勧められて読みました。
※本人は私じゃなくて同席してた私の弟子に勧めたつもりだったらしいけどw

キャッチコピーの本です。
キャッチコピーといえば竹内さんの売り上げがドカンとあがる キャッチコピーの作り方がイチオシだったのですが、伝え方が9割も相当いい本ですね。

どんくらい良いかというと、読まないと人生30%くらい損しそう!というくらいいいです。

この本で学べること

・お客様の心に刺さる、売れる商品紹介文の作り方
・お客様をイライラさせないでいう事を聞いてもらう言い回しの技術
・目的を達成する看板のコピーの作り方

トイレに「いつもキレイに使っていただきありがとうございます」と書いてあるような、アレですね。
このあたりがロジックで解説されてます。

仕事でも私生活でもメールやSNS投稿が多い現代社会では、これらのテクを知ってると知らないで随分差がつくだろうなと思います。

良い本教えてもらいました!

これで私の仕事のクオリティも30%くらい上がると思います!\(^o^)/

伝え方が9割

こちらの本もおすすめですよ!

売り上げがドカンとあがる キャッチコピーの作り方 (日経ビジネス人文庫)

「お願い」を聞いてもらう方法 思惑通りに事を運ぶ説得術

「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法―チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる!

モバゲーのDeNA創業者による「不格好経営」という本はエリートのサクセスストーリー

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 002 双葉杏

モバゲーのDeNA創業者、南場さんによる「不格好経営」という本を読みました。

大まかな流れ

・ハーバードでMBA取って、マッキンゼーで役員やってた人ですよ。超エリートですわ。
・企業のスタートが「リクルートとソネットに出資してもらう」ですよ。
・安全な自己資金で回すようなちっぽけな発想は最初からありません。
・コードなんか書けません。「優秀な人を知ってる人」を連れてきます。
・自分は意思決定をするけど制作はできないので、その道のプロ(優秀な人)にやってもらうしかないです。
・だからスタッフを大切にします!

私は一人で作ってしまうからダメなんだろうなぁ・・・
最近はよく外注してますけど。

同業経営者による書評

ネット系企業のトップの方々もブログで書評を書いておられますね。

どこが不格好なんだ『不格好経営』 – jkondoのはてなブログ
どうして最初から最後まで、ここまで礼儀だけは一貫されているのかと考えると、きっとご両親の教えなのだろうと思いました。

はい。育ちが違います。

【書評】不格好経営|ライフネット生命 社長兼COO 岩瀬大輔のブログ
ベンチャーにとって資産は人材しかない。だとすれば、最高の人材に仲間に加わってもらうためには、できる限りのことをすべきである。当たり前のように思うかもしれないが、これを実践できる人は少ない。

そうか。そうだったのか。そうだよな、うん・・・

私とDeNA

私とDeNAさんは、ビッダーズショッピングのアフィリエイトを始めたくらいからお取引があります。
当時、ビッダーズショッピングのカテゴリはショップ単位になっていました。

例えば、「レディースファッション」をクリックすると、レディースファッションを扱っているショップがずらずらと出てくるのですね。
アフィリエイターの意見が欲しいという事で、私から以下のように助言しました。

「お客様はショップではなく商品から入ります。ですから、商品のカテゴリ単位であるべきだと思います。」

したら、なんと1週間でそうなったんですね。
事前準備してたのではないかというくらいのスピードでした。
あの規模でこの対応の速さに驚いた記憶があります。
事前準備していたところに、たまたま私が同じことを言っただけかもしれませんがw

自分より優秀なのを連れてくるのが条件

ハッとした箇所。

仲間を増やそう、ということで、川田とナベにひとりずつ連れてくるように言った。条件はたったひとつ。自分より優秀なヤツ。

この川田さんとナベさんもマッキンゼー出身ですから、そんな条件をクリアできる人はなかなかいないわけです。
まあ、マッキンゼーにいたからこそ、自分より優秀な人を知っているという事も言えるのでしょうけどね。

あと、そういう優秀な人が小さい会社に来てくれるという事は、それなりの理由が当然必要ですね。
それが、「大手の出資がある」と「誰が社長なの」という事だと思います。
本書にはこのようにあります。

南場さんについていきます、と言われたら、全力で断る。自分を誰かに従属させたり、誰かひとりに惚れ込んで進路を決めたりするのはやめたほうがよい。

しかし、出資者の発言でこのようなものがあります。

勇気を振り絞ってそう伝えた私に、泉二社長と坂本常務はまったく同じことを言った。
「いいじゃない、南場さんがそうしたいなら、それが一番いいよ」

南場さんは自分でコードが書けませんから、創業時に出資者に見せられるものは何もありませんでした。プランだけ。
そういう状態ですから、出資者は判断の大半を南場さんという「人」に向けるしかないと思います。
ですので、スタッフが尊敬できるボスについていきますという発想は私には全然違和感がないのですが、意識を「人」より「コト」に向けよというポリシーが腑に落ちませんでした。

たぶん、私の修行が足りないからだと思いますけど・・・

選択に正しいも誤りもない

これは南場さんではなく、スタッフのメールですが、なかなか良かったです。

“選択”に正しいも誤りもなく、選択を正しかったものにする行動があるかどうかだけだと信じています。

うむうむ。良い言葉ですね。

起業家を目指す人は面白く読めると思いますよ!

今日の余談

Yahoo!モバゲーのキャプテン翼が非常によくできてます。
キャプテン翼 – Yahoo!モバゲー
ファミコンのキャプテン翼にドハマりしたゲーマーとしては、「これはアカン」って感じです・・・w

ECサイト運営者必見!17万くらいのサイト改善コンサルを1,785円で受ける方法

私が講師として参加しているWEB担当者通信を運営している丸山さんから本をいただきました。
アクセス解析の本です。

どどーん

無料でできる!世界一やさしいGoogle Analytics●アクセス解析●入門

・・・「Google Analyticsのマニュアルね」と思ったそこのあなた。
私みたいな第一印象を持ってるようですが、中身はまるで違います。

これはコンサル事例ですわ。
Google Analyticsを使う事が目的ではなく、サイト改善のためにGoogle Analyticsをこう使うのだというお手本です。

サイト改善のコンサルとか17万くらい普通にしますからね。
この本は1,785円なのですが、下手にコンサル依頼して17万払うよりよほど役に立つと思いました。

ストーリー

ネットで問い合わせを増やしたい税理士「たけし」が、サイト改善のプロ「満腹」に依頼して、どのように改善されていくのかをたどっていく内容です。
小説のような感じで進んでいきます。

左が税理士「たけし」。右がサイト改善のプロ「満腹」。

最初に登場人物の紹介がないので、誰が何をしていて何をどうしたいのか良く分からず、軽く混乱しました。
私が小説を全く読みなれていないからかもしれませんけど・・・。
この記事をお読みのみなさんは上で登場人物を紹介したので、その予備知識を持って読めば大丈夫ではないかと思います。

繰り返しになりますが、左が税理士「たけし」。右がサイト改善のプロ「満腹」。

途中からWebデザイナーの「綾」も加入します。

全編マンガだったらどんなに良かったことか。

目次

第1章 ホームページをもっとうまく活用できないか? ―Googleアナリティクスを見る前に―
第1話 なぜ結果が出ない?
―問題点を正しくつかもう―
第2話 ホームページとお店の共通点は?
―ホームページが流行る原則を知ろう―
第3話 頼りになるのは、誰だ?
―自分が責任を持とう―
第4話 なぜGoogleアナリティクスは難しいのか?
―Googleアナリティクスを効率的に活用しよう―
第5話 Googleアナリティクスでできること
―攻めのアクセス解析と守りのアクセス解析―
まとめ Googleアナリティクスを学ぶ前にもっとも大切なこと
コラム アクセス解析か、ウェブ計測か

第2章 ボトルネックを解消せよ! ―Ri-Turban’sモデルとボトルネック発見―
第1話 問い合わせ数を伸ばすための、たった1つの強力な公式
―集客数と成約率について知ろう―
第2話 ボトルネックはどこにある?
―ボトルネック分析に役立つRi-Turban’sモデルとは―
第3話 市場を間違えていないか?
―Recognized(認識)の分析―
第4話 検索で上位表示されればいいのか?
―Interest(興味)の分析(1)―
第5話 入り口で訪問者を追い返していないか?
―Interest(興味)の分析(2)―
第6話 何が集客のボトルネックだったのか?
―ここまでの分析のまとめ―
第7話 なぜ成約率が低いのか?
―Turbanの分析(1)―
第8話 再び、なぜこの店は流行っているのかを考える
―Turbanの分析(2)―
コラム アクセス数か、訪問数か
第9話 その数字は良いのか悪いのか?
―基準値を知り、自社サイトと比較しよう―
第10話 現実的な目標を立てる
―目標設定をしよう―
まとめ ボトルネック発見がアクセス解析の第一歩

第3章 ボトルネックが解消できない! ―ホームページ改善提案力を磨こう―
第1話 どこを変更すべきなのか?
―ヒューリスティック分析を知ろう―
第2話 問い合わせボタンを修正するだけで閲覧数が増える?
―ユーザビリティを改善しよう―
第3話 閲覧数は増えたけど……
―改善提案力を磨くには―
第4話 数字には見方がある!
―比較と比率をうまく使おう―
第5話 俳優になれ!
―ユーザー視点を手に入れよう―
第6話 ついに「攻めのアクセス解析」へ
―アドバンスセグメントを使おう―
まとめ アクセス解析は推理ゲーム

第4章 伸び悩みを突破しろ! ―攻めのアクセス解析で具体的な対策を導こう―
第1話 問い合わせを増やすために必要なこと
―Turbanの応用とポジショニングの変更―
第2話 強みを伸ばせ!
―強みを発見するアクセス解析―
第3話 もっとアクセスを増やすには?
―効果的な集客ルートを発見しよう―
第4話 広告費をもっとうまく使うには?(1)
―トラッキング設定を知ろう―
第5話 広告費をもっとうまく使うには?(2)
―広告経由のアクセスを分析しよう―
第6話 問い合わせを増やすには?
―顧客が望むものを推測しよう―
まとめ アドバンスセグメントの活用

第5章 さらに一歩、上へ ―もっとアクセス解析を知ろう―
第1話 AかBか、それが問題だ
―ウェブテストの実践―
第2話 なぜ申し込みを迷うのか?
―迷っているリピーターを分析しよう―
第3話 もう1つのリピーター分析
―顧客ロイヤリティを知ろう―
第4話 飛躍のための目標設定
―常識を超えてみよう―
第5話 マクロとミクロ
―マクロの視点とミクロの視点―
まとめ さらに一歩、上へ

第6章 成果を出し続けるために ―アフターサポート・運用―
第1話 Turban’sの最後のS
―顧客ロイヤリティを高めよう―
第2話 忙しくてアクセス解析する暇がない!
―アクセス解析の効率的な運用―
第3話 エピローグ
まとめ あとがきに代えて
コラム 平均滞在時間の罠

DATA 巻末資料
1 Googleアナリティクスのインストール方法と初期設定
2 ウェブマスターツールとGoogleアナリティクス
3 目標設定
4 アドバンスセグメント
5 URL生成ツール
6 イベント設定
コラム 1ページしかないサイトを持っている方へ
7 ウェブテスト
8 カスタムアラート
9 メモ機能
10 Googleアナリティクス以外に役立つツールたち

ECサイト運営者は買って損がない本だと思いました。

丸山さんやるなぁ・・・

収益化を計画している個人サイト運営者の”奥様”におすすめ:ブログ飯

著者のマサオさんから頂きました。ありがとうございます。

マサオさんは私がプロデュースしているECサイトのアフィリエイトにもご協力していただいているお方です。
お世話になっております。

参考
もしも独占!ECサイトの秘密特集 – もしもアフィリエイト

マサオさんが本を書いた

そんなマサオさんが本を書いたというので、楽しみにしておりました。
内容は、マサオさんがこれまでやってきたことや、考え方の解説といったところです。

主婦アフィリエイターさんは旦那の理解が得られない

主婦アフィリエイターさんからよく耳にする話題の一つに「旦那の理解が得られない」というのがあります。
というのも、主婦がブログでアフィリエイトをやっていると、旦那さんからはこのように映ることが多いらしいです。

・奥さんはPCで遊んでるだけ
・ブロガーなどの仲間と飲みにいってるだけ
・全くお金にならないのに一人で遊びやがって!

実は遊んでるように見えて旦那さんより広告収益があるにも関わらず、旦那さんの労働モチベーションが下がるので言えないという人もちらほらいます。
そういう主婦アフィリエイターさんは、自分の決定権のもとでブログというメディア・広告事業を営んでいるので、実際は個人事業主です。
ですので、「言い訳が多くて理解してくれない旦那さん」が小さい人間に見えてくるんですね。
※サラリーマンは言い訳が多いものです

男性アフィリエイターさんが理解を得るには収益次第

一方、既婚男性がアフィリエイトを行う場合はちょっと変わります。
旦那さんは家庭の収益のメインとなるためです。
奥さんは「安定的な収益が得られるならばよし」という基準で是非を判断することとなります。

つまり既婚男性ブロガー(アフィリエイター)の相方というのは、「旦那が勝手にやってることを見守る存在」ということが多いのですが、マサオさんは奥様の手のひらの上だったのです。傀儡。マリオネットですわ。

マサオさんの奥様がすごい

怒られるかもしれませんが本書の特徴であり、もっとも心に残ったのは、巻末にある奥様のコラムです。
こういう立場の人の文章ははじめて読みました。

会社を辞めろといったのは奥様。
凡人だったマサオさんをブランディングしたのも奥様。
ブログ戦略の練り直しを命じたのも奥様。

ものすごいプロデューサーです。

収益化を計画している個人サイト運営者の”奥様”におすすめ

収益化を計画している個人サイトを運営している旦那さんを持つ奥様は、ぜひこの巻末コラムを読んでいただきたいと思いました。
既婚男性ブロガー本人が読む場合は、あなたが初心者なら指標の一つとして楽しい読み物になると思います。

私の部下には言えない。「お客様の奴隷たれ」ワタミのお客様第一主義

昨日のソフトバンクに続いて、今日はワタミのまんがです。
孫さんと比べるとさすがに小物感がしてしまいますが、仕方ないですね。


この本はなんというか、私には反面教師として面白かったです。
では名場面集をどうぞ。

「お客様の奴隷たれ」そのくらいの気概で誠心誠意のこもったサービスを提供する

ちょwww奴隷ってホテルマンじゃないんだから、ご主人様に誠心誠意のこもったサービスなんか提供しないっしょwww
私はスタッフにこんな事言えないですねー・・・
それに私が上司から「奴隷になれ」と言われても、誇り持てないです。

スタッフ「”お客様の奴隷たれ”最初に聞いたときはびっくりしましたけど、いざ実践してみると・・・見事ハマりましたね

そりゃお客様はそれでいいでしょうけど・・・その精神で仕事を続けていくと・・・


買収して新たに始めた介護事業で、買収前から働いている従来のスタッフから詰め寄られます。

スタッフ「これでは私たちがまいってしまいます」
渡邉社長「・・・ですが買収の際にワタミに協力してくれると約束してくれたじゃないですか?」

協力にも限界がありますよね。

スタッフ「確かに社長のやり方で入居者は幸せになります。しかし私たちの幸せはどうなるのですか?」

おお。この本の中でそんな反論が描かれているとは予想外。これはさすがに思い直すか?


しかし「理念が理解できないスタッフ」という評価で、渡邉社長が思いなおすことはありませんでした。

残った従業員はワタミの理念を理解してくれた精鋭たちだ!

うーん・・・もちろん理念を理解して残ったスタッフもいるのでしょうけど、他に行くところもないとかで我慢している人が多いんじゃないかなと思ってしまうのは深読みしすぎでしょうか。

気絶のアンケート(クレーム)はコピーを配布し細かくチェックし、原因を追究し改善のために議論。再発防止に努める。

お客様にはここまでするのですが・・・

東京東部労組 : ワタミ経営者が過労自殺遺族との話し合い拒否の回答
ワタミ株式会社の渡辺美樹会長ら経営者に対し当事者同士での話し合いを申し入れましたが(回答期限10月1日)、本日までにワタミ側からは代理人の弁護士を通じて拒否する旨の回答があったのみです。

内部の人には異常に厳しい。
家庭でいうと「亭主関白・内弁慶で外面が異常にいい親父」といったところでしょうか。
そんな親父、私なら尊敬できないですが・・・。

痛いニュース(ノ∀`) : ワタミ社長「途中で止めるから『無理』になる。止めさせなければ『無理』じゃなくなる」 – ライブドアブログ
ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」

勘弁してください。


渡邉社長(今は会長)は、社会奉仕活動も精力的に行っています。

渡邉社長「偽善でけっこう!やらないよりやったほうがいい。焼け石に水、砂漠に水でけっこう!」

立派です。割と共感するのですが・・・

渡邉社長「カンボジアの子どもたちにお腹いっぱいご飯を食べてもらいたい」

自社のスタッフを自殺するくらい働かせといて再発防止策もなしで、そりゃないよ。やるべきことの優先順位に関してはまったく同意できない。

私はネット上でブラックだと叩かれるワタミしか知らなかったので、本当のところどうなのかなと思って、このまんがを読んでみたのですが、やはり印象は変わらず。
渡邉氏のファンだという立花さんの考察には同意したまま、という結論でした。

渡邉美樹氏ツイートについて思うこと | No Second Life
しかも、今回の一連の渡邉氏の発言を見る限り、渡邉氏には悪気はまったくないのだ。
だとすると、これは本当に大問題で、実は「ワタミグループ」という上場企業は、多大なる社員の自己犠牲を大前提としないと成り立たないビジネスモデルだということになる。
そしてそのビジネスモデルを作り上げた渡邉氏自身が、このビジネスモデルが大問題だと本気で認識しない限り、今回と同じような悲劇は繰り返される可能性が高いのではないかと危惧してしまう。

トヨタもそうなんですが、商品やサービスは好きでも、そこで働きたいとは思えないんですよね。
働きたくないけど利用したい会社

というわけで、見本にしようとは思わなかったのですが、面白いまんがでしたのでご興味があれば読んでみてください。ワタミに就職を考えている人も読んだらいいと思います。

起業家に激しくおすすめ!まんがで学ぶ孫正義とソフトバンクの仕事術

この本は、かなり面白かったです。
起業家はもちろん、IT業界関係者も楽しめ、勉強になると思います。

登場人物もタレント揃い。名場面とともにざっとご紹介します。

孫正義「試作機を自分ひとりで作ったら10年はかかるだろう。俺はあくまで事業家だ。優秀な協力者を集めなければ。」

あー私は試作機を自分ひとりで作っちゃうタイプだわ・・・それがダメとも思ってないですけど。


孫さんが作った(作ってもらった)翻訳機をシャープ専務 佐々木正氏に持ち込みます。結果は本書にて。


量販店のパソコンソフト売り場を任せて欲しい、と上新電機の社長 浄弘博光氏と交渉します。以下、結果は全部本書をご覧ください。


第一勧銀から融資を受ける際もすごい。

孫正義「保証人も担保もありません。私には何もありませんが・・・情熱だけは負けません!」

私なら融資を受けない方法を考えてしまいますね。自分ちっちゃすぎワロタ・・・


パソコン雑誌に広告出稿を断られる場面でアスキー創業者 西和彦氏も登場。


大病を患って社長を交代。新社長のやり方に困った部下から相談された場面。

孫正義「社長を任せた以上、いまは俺たちが彼のやり方を理解するべきだ。」

つらいのう・・・


外付けLCRを京セラに持ち込んだ場面で稲盛和夫氏登場。


ビジネスPC雑誌のインタビューでビル・ゲイツ氏登場。ジフ・デイビスに情報が集まっている事を知る。


ジフ・デイビス買収にあたって興銀時代の三木谷氏(現在は楽天の社長)登場。


買収したジフ・デイビスの情報網を駆使してヤフーの存在を知った場面で、ヤフー創業者ジュリー・ヤン氏とデビッド・ファイロ氏登場。


ヤフーBBのテコ入れのため名古屋めたりっくの宮川潤一社長をスカウトする場面。

孫正義「きみは名古屋だけで終わる気か?うちで働いてもっとデカイことをしろ。」

孫さんにこんなこと言われたら行くしかないよね・・・
私自身、ヤフーBBの立ち上げ時に申し込んでえらい目にあったユーザーの一人ですが、サポートがまったくなってなかった裏事情も出てきます。
どんなに孫さんの志が高くても、申し訳ないですが立ち上げ時のサービスは二度と信用しませんね。
インフラに手を出すというのはそういうことだと思います。


ソフトバンクといえばiPhone。当然、スティーブ・ジョブズ氏も出てきます。

最後がかなり壮大で、30年後の未来予想や孫さんオリジナルの兵法なども出てきます。
ソフトバンク 新30年ビジョン|ソフトバンクグループ

いやー。とてもいい刺激になりました。
私にはあんな大きいお金を動かす度胸はありませんし、そんな組織の中で働く気もありませんけど、はたから見てる分にはとてもわくわくしますね。
ソフトバンク株は少し気にしようかなと思いました。

実はこのシリーズ、先日宿泊したホテルにアパホテル社長のまんがが置いてあって、それが面白かったのでシリーズをたどって見つけました。
こちらも良かったですよ。

今日の余談

家族割で安くなるので、今日はヨメのiPhoneをauに切り替えに行きたいと思います。ごめんね孫さん。

Webデザイナー必見!ウェブ配色 決める!チカラ

著者の坂本さんから献本御礼。


PCの上にフセン挟んだ本を置いて写真撮るのやってみたかったんです。
フセンがなかったので、近くにあったスティーブジョブズという本の補充注文カードを挟んでみました。

坂本さんと私

7年くらい前でしょうか。
独立して間もない私は坂本邦夫の「基礎からわかるホームページの配色」を発見して、カラーマーケティングという概念に出会いました。
数年前にTwitterで坂本さんを発見し、坂本さんもアフィリエイトの本で私を知っていたというご縁で、現在いろいろと仕事をしてもらってます。
最近ではスマートフォンケース.comのトップページなどお願いしました。
たまに「ここのデザインはどう思う」と相談するのですが、ほとんど私が考えていたことと同じ答えが帰ってきます。
価値観が同じなので話が早くていつも助かってます。

ブロガーさんにもおすすめ

で、坂本さんの新刊ですよ。
Webデザイナー必見ですが、ブロガーさんにも良いと思います。
立ち読み感覚でざっとご覧ください。


重要度でボタンの色を変えろとか


画像からリンクするときの表現とか


ロゴからカラーを取れとか


視線を止めたいところに色を置けとか


SNSで目立ちたかったらアイコンの背景色変えろとか


空っぽ感があったら線入れろとか


写真に枠をつけてみろとか

色に重点を置いたユーザビリティ本だけあって、カラー画像による解説は超わかりやすいですね。

Webデザイナーがクライアントとのコミニュケーションに取っておくべきアドバイスなどもたくさんあります。

クライアントよ、お前の依頼の大変さを思い知れ!これが「デザイン修正」だ! | gori.me
クライアントによる大量かつ細かい要望に応えつつも複数回に渡る校正。最後にできあがったものは「絶妙なバランス」を持って成り立っているのを、根本的な要素に対して当たり前のようにデザイン修正を求めるクライアント。

こうならないためにも、Webデザイナーさんはぜひ勉強してください。

今日の余談

痛いニュース(ノ∀`) : 【動画】 日本の高専生が作ったLEGOの限界を超えた装置が凄い!アメリカで話題に – ライブドアブログを見て、LEGOのGBCにはまりました。
トミカシリーズでGBCもどきを作りました。

惚れた / Web開発・起業家にこそおすすめする本田宗一郎の世界

自分の中でホンダはこんなイメージでした。

F

機械科でエンジン分解とかやってたくせにクルマに興味が無い私が(Fは好きでしたが)ホンダに興味を持ったのは去年の最新ASIMO発表でした。
新型ASIMO – YouTube

これを見て、漠然と「インターネットがなかったらASIMOを作る仕事がしたかったな」と思ったんです。

で、「本田宗一郎って有名な経営者だよな。本を読んでみよう。」と思いました。

手始めに読んだのはこれ。

この本はマンガなので読みやすいのですが、後に読む本田宗一郎の書籍で「この本では彼の半分も見えない」ということがよく分かります。

で、次に読んだのはこれ。

本田宗一郎という技術屋社長は、藤沢武夫という技術以外の社長とも言えるべき片腕の人物がいてこそ、ホンダの社長でいられたという事実があります。

「東京に出て本格的なオートバイを作りたいが金がない」という本田。「夢のある技術を持った男と組んでモノを売りたい」という藤沢。42歳の本田と38歳の藤沢は、たちまち意気投合した。

私は漠然と「本田宗一郎は技術屋なのに社長業もやってすごいな」と思っていたのですが、このことを知って、なんとなく腑に落ちました。

この本は本田宗一郎という人物を知るには、適した本だと思います。(シャレじゃないですw)

で、次に読んだのはこれ。

これは1ページごとに完結する名言集みたいな感じの本です。
本田宗一郎の考え方を知るには適しています。

これらを読んでの感想は・・・

私が普段考えてたことが文章になってた!

です。

ニッサンとの違い
フォルツァ モータースポーツ 2(初回出荷特典:限定車「NISSAN FAIRLDAY Z - Custom Forza Edition」入手権利カード同梱)

昔、ニッサン開発者の記事を見て思ったこととは大違いでした。

若者のクルマ離れの現場には勘違い開発者がいた件
仕事を楽しめだって?冗談じゃない。ふざけるな。仕事は苦しいもの、辛いものですよ。楽しみたいんだったら。「ジョイポリス」へでも行ってカネ払ってこいって。ジョイポリスで遊んで給料をもらえますか?もらえるわけないよね。仕事に“楽しむ”ということがあるのとしたら、それはお客が喜ぶ顔を見ることだけだ。

本田宗一郎ならこう。

会社の上役は、下の連中が何が得意であるかを見極めて、人も配置を考えるのが経営上手というものだ。社員の方も「能ある鷹は爪をかくさず」で、自分の得手なものを上役に申告することだ、自分が楽しみながら働くためには当然のことだと思う。

私はセガという大きいゲーム会社に務めていたことがありますが、自分の得手なものを上役に申告しても、ことごとく[以下略]

勉強に対する考え方
ゼロの使い魔 夢魔が紡ぐ夜風の幻想曲(通常版)

学校教育って、点数取るのが目的になってますよね。
学歴が高い方が仕事できる人が多いということから、企業が学歴が高い人を優先的に採用するからなんでしょうけど・・・

本田宗一郎ならこう。

自分はこれが好きだと思い、自分はこれを職業としたいというものを発見させるのが、教育の主眼のひとつだろう。

超同意!!!

学校へなぜ行かなかったかというとね、オレの嫌いな学問も教えるからいやなんだ。自分の得意なものだけ教えてくれるなら、学校は好きだ。なんでもできるってことは、なんでも知らんことに通じるんですよ。理屈をいう半端人足しか作れないのが、いまの教育の問題点ですね。本人が得意なものはなんにもやらせずにいたら企業なんて10日ももちゃしない。

惚れた!!!

技術に対する考え方
新幹線図面クリアファイル 0系こだま S195

私は「信念は仕事ににじみ出る」と思っていました。

本田宗一郎ならこう。

そもそも、技術だってその根本は礼儀なんです。相手を尊重することから、あらゆることが始まるんですよ。礼儀は人間の基本です。

技術は礼儀ですよ。本当にそう思います。

他にも、「老害と若者」や、「経営者と労働者」など、本の中では多数登場します。

2012年の今でも色褪せないホンダイズムは素晴らしいと思いました。

技術屋が社長になりやすいWeb開発・起業家にこそ本田宗一郎の本を強くお勧めしたいと思いました。

今日の余談

ワンピースを全部読みました。

ウィーゴー!【期間限定生産】

本田宗一郎ならこう。

企業という船にさ
宝である人間を乗せてさ
舵を取るもの
櫓を漕ぐもの
順風満帆
大海原を
和気あいあいと
一つ目的に向かう
こんな愉快な航海はないと思うよ。

まんまワンピースだな、と思いました。